ブレイクアウトルームの管理


概要
ブレイクアウトルームはミーティング参加者を少人数のグループ(=セッション)に分ける機能です。グループワークやディスカッションに有効です。
ブレイクアウトルームでは、Zoom ミーティングを最大100セッションに分割できます。

ミーティングのホストと共同ホストは、ミーティングの参加者を自動か手動で別のセッションに分割するか、参加者に好きなブレイクアウトセッションを選択させることができます。
また、ミーティング中に管理するのではなく、ミーティングをスケジュールする際、ブレイクアウトルームに参加者をあらかじめ割り当てることもできます。
ホストと共同ホストは、いつでもセッション間を切り替えることができ、各ルームのアクティビティレベルを監視することができます。

ブレイクアウトルームの参加者には、メインセッションと同じオーディオ、ビデオ、画面共有の機能があります。

目次
前提条件
ミーティングのブレイクアウトルーム
ブレイクアウトルーム起動後のブレイクアウトルームの作成、削除、名前変更
次回のミーティングで使用するためにブレイクアウトルームを保存する
制限事項
ホストと共同ホストが行える操作
ブレイクアウトルームでの録画について
ブレイクアウトルーム(セッション)数とミーティング参加者の最大人数
操作方法
ブレイクアウトルーム(セッション)を作成する
ブレイクアウトルーム(セッション)のオプション
参加者をルーム(セッション)に割り当てる
ブレイクアウトルーム(セッション)を準備する
進行中のブレイクアウトルームを管理する
その他
次回のミーティングで使用するためにブレイクアウトルームを保存する
ブレイクアウトルームにいる参加者からのヘルプリクエストへの対応
ブレイクアウトルームにいる参加者のアクティビティステータスを表示する
ブレイクアウトルームにメッセージやオーディオを配信する
メインルームからブレイクアウトルームにいるユーザーに画面共有を行う
参考

前提条件
ミーティングのブレイクアウトルーム
ブレイクアウトルームが有効であること(ブレイクアウトルームの設定を有効にするを参照)
Windows、macOSまたはLinux向けZoomデスクトップクライアント
最小グローバルバージョン以降
Zoomウェブクライアント
Windows版、macOS版、専用ハードウェア版Zoom Rooms
最小グローバル バージョン以降
Android版およびiOS版 Zoom Rooms Controller
最小グローバル バージョン以降 
注: コントロールシステム APIを使用しているRoomsは、ブレイクアウトルームに参加できません。

注: これらのシステム要件は、特にブレイクアウト ルームの開始と管理に関わるものです。
ブレイクアウトルームへの入室と参加はこれらのアプリに加え、Android版およびiOS版のZoomモバイルアプリでもサポートされています。

ブレイクアウトルーム起動後のブレイクアウトルームの作成、削除、名前変更

Windows、macOSまたはLinux向けZoomデスクトップクライアント
最小グローバルバージョン以降

注意:既に起動しているブレイクアウトルームを調整する場合、「ブレイクアウト ルームの作成、名前変更、削除(削除はルームに予約がない場合)」機能をZoom社に依頼し、有効にする必要があります(Zoomサポートへリクエストを送信するを参照)。

次回のミーティングで使用するためにブレイクアウトルームを保存する
WindowsまたはmacOS用のZoomデスクトップクライアント
最小グローバルバージョン以降
Zoomウェブクライアント
スケジュールされた定期ミーティング(ミーティングを予約するを参照)
注意:「固定時間なし」でスケジュールされたミーティングではサポートされていません。 

制限事項

ホストと共同ホストが行える操作

デフォルトでは、ホストまたは共同ホストのみが参加者をブレイクアウトルームに割り当てることができます。参加者が自分でブレイクアウトルームを選択できるようにすることもできますが、その場合は、ミーティング中かつブレイクアウトルームを開始する前に設定する必要があります。

操作

ホスト

共同ホスト

セッションへの割り当て、開始、終了

セッション間を移動する

全員にメッセージを放送する

ヘルプのリクエストが通知されました

 

参加者の活動状況を確認する


注意:
ホストと共同ホストの両方が参加者をブレイクアウト ルームに割り当てることができますが、 「すべてのルームを開く」をクリックすると、最初に提出された割り当てのセットのみが受け入れられます。
Zoom モバイルアプリまたはH.323/SIPデバイスからZoomミーティングに参加したユーザーは、ブレイクアウトルームに参加できますが、管理することはできません。

ブレイクアウトルームでの録画について

ミーティングがクラウド記録されている場合、メインルームのみが録画され、ホストがどのルームにいるかに関係なく、どのブレイクアウトルームも録画されません。
現状、ブレイクアウトルームの録画はローカル記録でのみ可能です。ホストは、特定の参加者にローカル記録を許可する必要があり(参加者にローカル記録権限を付与するを参照)、録画する参加者がいるルームのみ録画されます。複数の参加者にローカル記録の許可を与えることができます。

ブレイクアウトルーム(セッション)数とミーティング参加者の最大人数

最大100のブレイクアウトルームを作成できます。
ミーティング参加者の最大人数は、作成されたルーム(セッション)の数、参加者がミーティング中に割り当てられたか、スケジュール時に割り当てられたか(ブレイクアウトルームに参加者を事前に割り当てるを参照)によって異なります。
スケジュール時、事前にブレイクアウトルームに割り当てることができるのは最大1000名までです。

以下の表は、ミーティング中に作成されたブレイクアウトルームにのみ適用されます。

参加者の人数※

ルーム(セッション)の数

最大500人の参加者

最大20ルーム(セッション)

最大400人の参加者

最大30ルーム(セッション)

最大200人の参加者

最大50ルーム(セッション)


※記載されている最大人数には、大規模ミーティングアドオンが必要です。大規模ミーティングアドオンがない場合、参加者の最大人数はミーティングの容量によって制限されます。
※ミーティング参加者が最大人数を超えてルーム(セッション)を作成すると、正常に動作しない可能性がございますので、必ずミーティング参加者数に合ったルーム(セッション)数の作成をお願いいたします。

操作方法

ブレイクアウトルーム(セッション)を作成する

1. ホストとしてミーティングを開始します。

画面下部の「ブレイクアウトルーム」をクリックします。

2. 「ブレイクアウトルームを作成」という画面が表示されます。
「◯のブレイクアウトルームを作成」の「◯」の数字を変更し、作成するブレイクアウトルーム数を設定します。
※作成できるブレイクアウトルーム数は最大100です。

参加者をブレイクアウトルーム(セッション)へ割り当てる方法を選択します。
ブレイクアウトルーム(セッション)の割り当て方法

方法

説明

自動で割り当てる

参加者を各ルーム(セッション)に均等になるよう自動で分割します。

割り当て時に共同ホストを含める

デフォルトでは無効になっていますが、ミーティングに共同ホストがいる場合、ブレイクアウトルームの自動割り当てに任意の共同ホストを含めることができます。

手動で割り当てる

各ルーム(セッション)に参加させたい参加者を手動で選択します。

参加者によるルーム選択を許可

参加者は自分でルーム(セッション)を選択して入室できます。


3. 「作成」をクリックします。

4. ブレイクアウトルーム(セッション)が作成されます。
※この時点ではブレイクアウトルームは作成されたのみで、開始されることはありません。

ブレイクアウトルーム(セッション)のオプション

ブレイクアウトルーム(セッション)の作成後、Windowsの場合は「オプション」、macOSの場合は歯車アイコンをクリックして、ブレイクアウトセッションのオプションを表示します。
▼Windowsの場合

▼macOSの場合

ブレイクアウトセッションに使用したいオプションを確認します。

大項目名

小項目名

説明

参加者によるルーム選択を許可

-

参加者は自分でルーム(セッション)を選択して入室できます。

いつでもメインセッションに戻ることを参加者に許可する

-

このオプションをオンにすると、参加者はミーティングのメインルーム(セッション)にいつでも戻ることができます。

これが無効になっている場合、ホストまたは共同ホストがブレイクアウトルームを終了するまで参加者はメインルーム(セッション)に戻ることができません。

割当て済みの全参加者を自動でブレイクアウトルームに移動

-

このオプションをオンにすると、すべての参加者がブレイクアウトルーム(セッション)に自動的に移動します。

このオプションがオフの場合、参加者はブレイクアウトルーム(セッション)開始後に表示される通知の「参加」をクリックしてルーム(セッション)に参加する必要があります。

ブレイクアウトルーム内の選択された参加者全員をメインミーティングに自動的に移動させる

-

このオプションをオンにすると、ブレイクアウトルーム(セッション)が終了したときに、参加者にディスカッションを終了するために60秒の猶予を与えることなく、参加者をメインルーム(セッション)に移動させます。

ブレイクアウトルームは次の時間後に自動的に閉じます

-

このオプションをオンにすると、ブレイクアウトルーム(セッション)は設定された時間が経過した後に自動的に終了します。

時間切れ時に自分に通知

このオプションをオンにすると、ブレイクアウトルーム(セッション)の時間が来たときにホストと共同ホストに通知されます。

ブレイクアウトルームを閉じた後のカウントダウン

-

このオプションをオンにすると、参加者はメインルーム(セッション)に戻されるまでの残り時間のカウントダウンが表示されます。

カウントダウンタイマーを設定

何秒後に参加者をメインルーム(セッション)に戻すかを設定します。


以下の手順に従って参加者をルーム(セッション)に割り当てるか、「すべてのルームを開く」をクリックしてブレイクアウトルーム(セッション)を開始します。

参加者をルーム(セッション)に割り当てる

参加者をルーム(セッション)に割り当てるには、参加者を割り当てるルーム(セッション)の横にある「割り当て」を選択し、そのルームに割り当てる参加者を選択します。これを部屋ごとに繰り返します。
参加者が (手動または自動で) 割り当てられると、 「割り当て」ボタンの代わりに参加者の数が表示されます。

ブレイクアウトルーム(セッション)を準備する

参加者を手動または自動でブレイクアウトセッションに割り当てた後、参加者を再配置できます。
ブレイクアウトルームに割り当てられていない参加者は、ブレイクアウトルームが開始されてもメインルーム(セッション)に残ります。
参加者名またはブレイクアウトルーム(セッション)にカーソルを合わせると、以下のオプションが表示されます。

▼参加者名にカーソルを合わせた場合

▼ブレイクアウトルーム(セッション)にカーソルを合わせた場合

項目名

説明

移動先

参加者の移動先のルーム(セッション)を選択します。

交換

別のルーム(セッション)に割り当てられた参加者を選択して、選択した参加者と交換します。

名前の変更

選択したルーム(セッション)の名前を変更します。

削除

選択したルーム(セッション)を削除します。

再作成

既存のルーム(セッション)を削除し、ホストまたは共同ホストが新しいルーム(セッション)を作成できるようにします。

ルームを追加

ルーム(セッション)を追加します。

すべてのルームを開く

ブレイクアウトルーム(セッション)を開始します。

割り当てられたすべての参加者は、ルーム(セッション)への参加を促すプロンプトを確認した後、それぞれのルーム(セッション)に移動されます。

参加者が自分のルーム(セッション)を選択できるようにした場合は、リストを開いて参加するルーム(セッション)を選択できます。

ホスト、またはブレイクアウトを開始した共同ホストは、手動でいずれかのルーム(セッション)を選択し参加するまでメインルーム(セッション)に残ります。



進行中のブレイクアウトルームを管理する

ブレイクアウトルーム(セッション)が開始されると、割り当てられた参加者はルーム(セッション)に参加するように求められます。ホスト、またはブレイクアウトを開始した共同ホストは、手動でルーム(セッション)に参加するまでメインルーム(セッション)に残ります。

ブレイクアウトルーム画面は2つのタブに分割されます。1つは開いているブレイクアウトルームとルーム(セッション)に参加している参加者を表示し、もう1つはルーム(セッション)に参加している参加者全員を表示します。

▼「ルーム」タブ
▼「参加者」タブ

参加者が7名以上の場合、検索ツールが表示されます。
割り当てられた参加者がまだブレイクアウトルームに参加していない場合は、名前の横に「(参加していない)」と表示されます。未割り当ての参加者は、 「未割り当て」カテゴリの下にリストされます。

項目名

説明

参加

ブレイクアウトルーム(セッション)に参加します。

ルームを退出する

部屋を出てメインルーム(セッション)に戻ります。(ブレイクアウトルーム(セッション)にいるときのみ表示されます)。

配信

ホストまたは共同ホストが使用できます。

全てのブレイクアウトルーム(セッション)にメッセージを送信したり、マイク音声をブロードキャストすることができます。

注意:この機能は、ブレイクアウトルームの設定で有効にする必要があります。

すべてのルームを閉じる

すべてのルーム(セッション)を閉じます。

ホスト、共同ホスト、参加者に60秒のカウントダウンが表示された後、すべてのルーム(セッション)を停止し、すべての参加者をメインルーム(セッション)に戻します。

その他

次回のミーティングで使用するためにブレイクアウトルームを保存する

次回のミーティングで同様のブレイクアウトルームを使用するために、割り当てを自動または手動で保存したい場合、ユーザーごとに最大10個の異なる割り当てが保存できます。
注意:「固定時間なし」でスケジュールされたミーティングではサポートされていません。 

1. スケジュールした定期ミーティングを開催します。

ブレイクアウトルームを作成します。

三点リーダーをクリックし、「ブレイクアウトルームを保存」をクリックします。

「ブレイクアウトルームを保存」画面が表示されます。
保存するブレイクアウトルームに必要に応じて名前をつけます。

「保存」をクリックします。

ブレイクアウトルームにいる参加者からのヘルプリクエストへの対応

ブレイクアウトルーム(セッション)の参加者は、「ヘルプを求める」をクリックして、ミーティングのホストにルーム(セッション)への参加を要求できます。

ホストはヘルプリクエストを求めているルーム(セッション)に参加するように求められます。「ブレイクアウトルームに参加」をクリックして、ルーム(セッション)に参加します。

<参加者の操作>

画面下部の「ヘルプを求める」をクリックします。

「ヘルプを求める」画面が表示されます。
内容を確認し、「ホストを招待」をクリックします。

<ホストの操作>

ブレイクアウトルーム(セッション)に参加している参加者がヘルプを求めている旨のメッセージがホストに届きます。ヘルプを求めている参加者が参加しているルーム(セッション)に参加する場合は「ブレイクアウトルームに参加」をクリックします。

※「あとで」をクリックした場合、ヘルプを求めた参加者に以下のメッセージが表示されます。

ブレイクアウトルームにいる参加者のアクティビティステータスを表示する

ブレイクアウトルームが開かれると、ホストや共同ホストは各ブレイクアウトルーム(セッション)のアクティビティレベルを表示し、参加者のアクティブ度を知ることができます。
ブレイクアウトルームパネルのルームタブでは、各ルームにどの参加者がいるのか、音声やビデオがオンになっているのか、画面を共有しているのか、アクティブなリアクションや非言語フィードバックを使用しているのかをアイコンで確認することができます。この機能は、ブレイクアウトルームセッションにおける学生の参加状況を確認したい講師にとって、特に便利です。

注意事項:
このオプションは、ブレイクアウトルームの設定オプションで有効にする必要があります。
このオプションを有効にすると、参加者は、ブレイクアウトルームに参加する前に自分のアクティビティステータスがホストと共同ホストに共有されていることを通知され、続行するか退室するかを選択することができます。
アクティビティ ステータスは、電話/H.323/SIPなど、特定のデバイスで参加する参加者には表示されません。

ブレイクアウトルームにメッセージやオーディオを配信する


メインルームからブレイクアウトルームにいるユーザーに画面共有を行う


参考